- 施工事例
- 名古屋市西区にてパミール屋根葺きかえ・外壁塗装工事を行いました。
名古屋市西区にてパミール屋根葺きかえ・外壁塗装工事を行いました。
西区にて屋根葺きかえ・外壁塗装工事を行いました。
工事費用は約270万円です。
パミールと呼ばれる、脱アスベスト初期製品のカラーベスト屋根の調査でお問い合わせいただきました。
脱アスベスト初期製品とは、アスベスト規制が始まった2006年頃に開発・施工されたカラーベスト屋根の製品のことです。
それまでアスベストを使用して耐久性を底上げしていたカラーベスト屋根ですが、規制後はアスベスト不使用の製品の設計開発に各メーカーが乗り出しました。
しかし開発初期の脱アスベスト初期のカラーベスト製品は、屋根材の耐久性に問題が発見され、そのほとんどが廃版になってしまいました。
特にパミールと呼ばれる製品は有名で、本体が層ごとに剥離してきてしまう劣化症状を「パミール現象」と呼ぶほどです。
写真は、現地調査の際に屋根に登って撮影した写真です。
カラーベストが層ごとに剥離する、「パミール現象」が発生してしまっています。
屋根材自体の劣化が激しいため、屋根と支店お役割を果たすことが難しい状態です。
このままでは雨漏り等のリスクが高まる一方であるため、葺き替え工事を行うことになりました。
施工前です。
完工後です。
既存のパミールを全て撤去し、新しくIG工業さんのスーパーガルテクトで葺き替えを行いました。
スーパーガルテクトは屋根リフォームで人気の高い「ガルバリウム鋼板製横葺き屋根」の製品です。
近年開発された赤錆、穴開きに強いガルバリウム鋼板を使用していますので、耐久性が高いことが主な人気の要因です。
メーカー側で製品保証がされており、施工後も安心してお家に住まうことが出来ます。
さらに鋼板屋根は屋根重量が軽量であることも有名です。
一般的なカラーベスト屋根が1㎡あたり20kgほどと言われているのに対し、ガルテクトは5kg/㎡とも言われています。
屋根重量は軽ければ軽いほど耐震性能が向上するので、万が一の時にも安心です。
外壁塗装施工前です。
完工後です。
今回屋根を葺き替えるにあたり設置した足場を利用して、外壁塗装工事を行いました。
外壁塗装と屋根リフォームはどちらも工事に必ず足場の設置が必要になります。
もしも屋根リフォームを行った数年後に外壁塗装工事をするとなると、足場設置の費用が二重にかかってしまうことになります。
こういった二重コストを避け、屋根と外壁は可能な限り同じタイミングで行うことで長期的には足場費用1回分をまるまる節約できる計算になります。
屋根の点検をする際は外壁の点検もついでに依頼して外壁の状況はどうなのかを見てもらうと同時に、必要であれば屋根外壁を併せて工事する場合の見積もりを取るのをお勧め致します。
塗料はクリア塗料を使用しました。
色の無い透明の塗膜を作り、元の外壁材の柄を活かした塗装が可能です。
新築時にこだわって選んだ外壁の柄を活かすことが出来るので、人気のある塗料です。
実際の施工中の様子を紹介していきます。