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【名古屋市】千種区 屋根の葺き替え工事を実施
今回は<名古屋市>千種区にて、屋根の葺き替え(ふきかえ)工事を行いました。きっかけは、別の業者さんで、今まで補修等を依頼していたようですが、その業者では葺き替えができないとのことで、ホームページで当社を見つけて頂いたとのことです。
お問い合わせをいただき、お見積作成のためにご訪問させていただきましたが、グリシェイド(長方形の屋根材)が落下しており、屋根に上がると、グリシェイドが割れて危険だと判断したため、ドローンを使った点検をしました。さらに、新築時の図面や、写真を見せてもらうと、一部切妻(きりづま)が横垂木(たるき)になっているため、固定等には特に気を付けて作業をさせていただきました。
施工地域:<名古屋市>千種区
施工作業名:屋根葺き替え工事(+合板増張り/雨樋交換)
施工期間:15日程度(雨が続いたため)
参考費用:約¥2,600,000
【Before(施工前)】
【After(施工後)】
着工となります。初めに足場を組みますが、組み始める際には、近隣の方々へご挨拶させていただきます。
今回は足場を組んでから、雨が降ってしまいましたので、少し工事自体が遅れてしまいました。
棟をめくっていきます。屋根をめくる際は、必ず棟をめくっていから、グリシェイド(長方形の屋根材部分)をめくっていきます。
グリシェイドをめくっていきます。その後、ライナールーフ(屋根用防水紙)を剥がします。
ライナールーフを剥がしてみると、野地板が見えてきます。今回は一部くさってしまっている部分がございました。
腐っている部分を除去していきます。
野地板を除去をしてみると、断熱材も一部腐ってしまっていたため、こちらも交換を行っていきます。
野地板用合板を張り替えていきます。
今回は、お客様の「心配なので、合板の張り増しをしてほしい」というご要望を頂きましたので、さらに合板を追加していきます。
棟の通気口です。
今回の点検で、屋根の一部が結露で湿気が抜けないことが分かりましたので、通気胴縁(つうきどうぶち)を施工していきます。こちらをつけると、常に外気が通り抜けるため、湿気を逃がすことができます。
ライナールーフ(屋根用防水紙)を施工していきます。今回は、「TAJIMA ライナールーフ」を使用しました。
屋根材には「アイジールーフ スーパーガルテクト フッ素」を使用しました。
先程ご紹介した、アイジールーフを施工していきます。
最後に棟部分を施工していきます。こちらの棟部分には、空気の通り道を作成しています。
完成です!
今回は、葺き替え工事例のご紹介をさせていただきました。
私たちも屋根に登って点検をすることが多いですが、今回はドローンで確認をさせていただいています。なかなか、ドローンを飛ばして上からご自宅を見る機会もないと思いますが、危険な場合はお客様とドローンの映像を一緒に確認しています。また、今回のように、お客様のご要望に寄り添って、施工は決めていくことができます。もちろん、屋根に上がった際に、別の問題(今回は雨樋)についても見つけ次第ご報告させていただきます。
是非、心配事がありましたら、当社へお問い合わせください。