サイディング外壁のメリット・デメリットをご紹介!:失敗しない外壁選びのために
はじめに
新築やリフォームを検討している方々はぜひ参考にしてください。
サイディング外壁の種類と特徴
サイディング外壁の種類と特徴
繊維などを混ぜたセメントを窯(かま)で仕上げした外壁材です。
主な特徴は以下の通りです:
・デザインと機能面で豊富なラインナップがある
・優れた耐久性を持つ
・コストパフォーマンスが高い
・耐火性に優れている
一方で、以下のようなデメリットも存在します:
・メンテナンス頻度が比較的高い
・熱が蓄積しやすい
・素材自体に防水機能がない
金属系サイディング
ガルバリウムなどの金属板に断熱性を有するウレタンなどを芯材とし裏面にアルミなどを使用した外壁材です。
その軽量性から古い外壁材の上に重ねて施工する外壁カバー工法に適しているため、特にリフォーム市場で人気です。
主な特徴は以下の通りです:
・ひび割れや凍害の恐れがない
・建物の軽量化による耐震性の向上
一方で、以下のようなデメリットも存在します:
・変形しやすい
木質系サイディング
主な特徴は以下の通りです:
・木の温もりを感じられる自然な外観
一方で、以下のようなデメリットも存在します:
・腐食や変色がしやすい
・メンテナンス頻度が比較的高い
樹脂系サイディング
主な特徴は以下の通りです:
・耐候性や耐久性に優れている
・軽量である
・メンテナンスの手間が少ない
・凍害や塩害に強い
一方で、以下のようなデメリットも存在します:
・施工業者が少ない
サイディング外壁のメリット・デメリット
メリット
・施工の容易さ:
デメリット
・耐久性の限界:
・防水性の課題:
サイディング外壁のメンテナンス方法
サイディング外壁を長く美しく保つためには適切なメンテナンスが不可欠です。
ここではサイディング外壁の一般的なメンテナンス方法について説明します。
①定期的な点検:
年に1〜2回程度、外壁の状態を目視で確認します。
ひび割れや剥がれ、変色などの異常がないかチェックしましょう。
早期発見・早期対応が補修コストの削減につながります。
②清掃:
外壁の汚れは柔らかいブラシや雑巾を使って水洗いします。
頑固な汚れには中性洗剤を使用しますが、強い洗剤や高圧洗浄機の使用は、サイディングの表面を傷つけてしまうため避けましょう。
③塗装:
窯業系サイディングの場合、7〜10年程度で塗り替えが必要となります。
塗装は専門業者に依頼するのが一般的です。
適切な塗料の選択と施工をすることで、耐久性や防水性を向上させることができます。
④シーリングの点検と打ち替え:
サイディングの継ぎ目や開口部周りのシーリングは、経年劣化により剥がれや亀裂が生じることがあります。
5〜10年程度で打ち替えが必要となるため、定期的な点検と適切な時期での交換が重要です。
⑤雨樋の清掃:
雨樋に落ち葉やゴミが詰まると、オーバーフローした雨水が外壁を伝って流れ、汚れや劣化の原因となります。
定期的な雨樋の清掃も外壁のメンテナンスの一環として重要です。
⑥植栽の管理:
外壁に接触する植物は、湿気を溜めたり表面を傷つけたりする可能性があります。
定期的な剪定を行い、外壁との適切な距離を保ちましょう。
⑦補修:
小さなひび割れや欠けは、早めに補修することで大きな損傷を防ぐことができます。
補修用のコーキング材や塗料を使用しますが、大きな損傷の場合は専門業者に相談しましょう。
まとめ
サイディング外壁は、その多様性と機能性から広く採用されています。
サイディング外壁の選ぶ際は、デザイン性や初期コストだけでなく、メンテナンス頻度や長期的なコストも考慮することが重要です。また適切なメンテナンスを行うことで、外壁の寿命を延ばし美観を保つことができます。
新築やリフォームを検討する際は各種サイディングの特徴を十分に理解し、専門業者のアドバイスも参考にしながらご自身に合ったサイディングを選択することをおすすめします。
私たち坪井利三郎商店は屋根外壁診断のご相談をいただいたら、長久手市にて屋根ひとすじに100年以上に渡り携わってきた経験とプロの技で、あなたのお住いの屋根・外壁を詳細に点検・診断いたします。
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