屋根に棟のずれ?棟にずれが起こる理由と長久手市の予防策を紹介
屋根の棟ずれが引き起こす問題
屋根の「棟(むね)」とは二つの斜めに傾斜した屋根と屋根が交わり隆起している部分のことを指します。屋根面と屋根面の接合部分のため、建物の構造上重要な部分で屋根の安定性や全体の強度に寄与しています。
棟は雨漏りを防ぎ、湿気や熱気を逃す大変重要な役割を持っています。
その棟がずれると瓦のずれや落下、雨漏りなどの問題を引き起こしてしまう恐れがあります。
屋根の棟ずれが起こる原因
屋根の棟ずれが起こる原因として「自然要因」と「建築上の要因」が考えられます。
自然要因
自然要因として起こりうるのが地震や台風といった自然災害です。屋根の頂上部である棟は雨や風、日差しの影響を強く受けやすく、地震や台風などで崩れてしまうことがあります。
建築上の要因
建築上の要因として建材の劣化と誤った施工が考えられます。現在は美観の役割を持つ漆喰ですが、昔の建物の場合、漆喰は棟を支えて固定する役割がありました。
棟を支えている漆喰は比較的劣化が早いため、経年によって固定力が弱まり、棟ずれの原因になることがあります。
その他誤った施工が原因で棟ずれが起こることも。棟の施工には屋根の形状や地域によっても向き不向きがありますので、屋根業者選定はしっかり行いましょう。
急な棟ずれを指摘する訪問業者にはご注意ください
長久手市の自宅に突然「無料で屋根を点検します」という訪問業者による被害が増えています。
点検後、「棟がずれている」「すぐに修繕が必要」などと虚偽の報告で不安を煽り、高額な屋根の修繕工事の契約を結ぶ手口です。
強引に点検しようとしてきたり、当日契約を勧めてくる場合は悪徳訪問業者と疑いましょう。そもそも突然訪問してくる会社は悪徳訪問業者の可能性があります。
詐欺の手口や対策といった詳細は以下で解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
棟がずれた際の修復と予防策
屋根の棟ずれが発生した場合、その原因や経年数によって提案する工事が変わります。棟を支える漆喰のみ修繕する場合や、屋根の葺き直し・葺き替えが必要な場合などさまざまです。
工事が大規模になるほど修繕費用が高くなるため、棟ずれが発生する前に屋根業者に定期的な点検・メンテナンスをすることをおすすめします。
長久手市の屋根の点検は、私たち坪井利三郎商店にお任せください。
まとめ
棟は屋根にとって重要な部分で、ずれが発生したり倒壊したりすると雨漏りが発生する恐れがあるため10年前後での点検をおすすめします。
私たち坪井利三郎商店は屋根外壁診断のご相談をいただいたら、屋根ひとすじに100年以上に渡り携わってきた経験とプロの技で、あなたのお住いの屋根・外壁を詳細に点検・診断いたします。
あわせて今後の住まい方についてもヒアリングさせていただきながら、住まいにあわせた最適なメンテナンスのご提案を無料で実施させていただきます。お気軽にお問い合わせください。