愛知県 名古屋市 天白区 和瓦屋根 ポリフォーム耐震棟
先程のブログの続きです。のし瓦を沢山積む仕様だったので、耐震性と重量を軽くする為、瓦用のウレタン接着材「ポリフォーム」を充填しました。瓦に接着する発泡ウレタンで、隙間に充填できるので、軽いのに、ものすごくしっかりした棟になります。外国では、ハリケーン対策で使用されており、風速80mにも耐えた記録がある、優れものです。 詳しくはこちらのページへ。
http://www.polyfoam.jp/polyfoam/
棟芯に鉄筋を通せる金具を取り付け、のし瓦を積んでいきます。
そこえ、ポリフォームを充填していきます。
少し時間をおくと、どんどん発泡して瓦の隙間に充填させることができます。
黄色いのがポリフォームが固まったものです。
金具に通した鉄筋にもしっかり付着しております。
モルタル団子を置いて、のしを積んでいきます。
いつものように、葺き土を置いていくと隙間ができず、ポリフォームが充填できないので、隙間ができるように、モルタル団子でのし瓦を積んでいきます。
のし瓦を積んでいく力加減が難しいですが、そこは職人さんの腕に頼ります。
のし瓦を3段、4段積んだら、またポリフォームを充填します。
完成です。押してもビクともしません。
葺き上がると外観ではわかりませんが、ひっくり返しても壊れない耐震棟になっております。