名古屋市瑞穂区にて、屋根葺き替え工事を行いました!(工事2)
皆様こんにちは!
今回は、前回紹介した名古屋市瑞穂区の屋根葺き替え工事を紹介します!
前回までで、既存の屋根瓦の撤去と、屋根下地工事が完了しました!
今回は、いよいよ新しい瓦を施工する様子を見ていきます!
瓦の荷揚げが終わりました!荷揚げとは瓦などの部材を屋根にあげることです。瓦を四枚一束ずつ屋根の上にあげていき、屋根の上で散らします。とても大変です(笑)
瓦を取り付けている様子です!平部とは、屋根の平面になっている部分のことで、屋根の大部分を占めています。一枚ずつ釘打ちし、固定していきます。
平面の瓦が完了しました!
今回使用したのは栄四郎さんという瓦メーカーの「BB40」という瓦です。
平板瓦と呼ばれる種類の瓦で、新築などにも使用される瓦です!
こちらは、玄関の上の庇部分です。こちらも葺き替えを進めていきます。
屋根面と屋根面がぶつかって、落ちくぼんでいる「谷」と呼ばれる部分です。谷には必ず「谷板板金」と呼ばれる板金を設置します。これが、雨水の通り道になり、排水の役割を果たします。
庇部分の棟です。棟とは、屋根面と屋根面がぶつかって隆起している箇所です。金具を使用し、人工樹脂でできた「垂木(たるき)」という細長い棒のような部材を設置します。
設置した垂木の周りを、南蛮漆喰で包むようにします。南蛮漆喰が雨水を弾き、棟からの浸水を防ぎます。
最後に、棟に使用する「冠瓦」を施工して完成です!
冠瓦は、一枚一枚をビスで固定します。
ビスは先ほど設置した垂木に向かって打ちます。
冠瓦以外にもビスを使用する箇所はありますが、直接雨水に晒される箇所に使用するビスは、雨水の浸入を防ぐパッキン付きです。
いかがだったでしょうか?
今回の工事をお客様に大変ご好評いただき、ほかの部分の追加工事をご契約いただきました!
そちらの内容も順次更新していきますので、ぜひご覧ください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!