三重県いなべ市にて現場調査を行いました!
皆さまこんにちは!
今回は三重県いなべ市で行った現場調査の様子を紹介していきます!
最終的には、
・二階瓦屋根の葺き替え
・一階スレート屋根のカバー工事
・外壁塗装
の三つの工事をご成約いただきました!
それぞれの部位の劣化の状況について、ご紹介していきます!
二枚の写真はどちらも外壁のチョーキング(白亜化)と呼ばれる現象の写真です。
チョーキングとは、既存の塗膜が紫外線にさらされ続けて起こる、経年劣化の一種です。
塗膜が粉状に変化してしまい、外壁を手でこすってみると粉が付きます。
このような状態で放置していると、雨などでも粉になった塗膜が落ちてゆき、徐々に外壁を守る機能がなくなってきてしまいます。
このチョーキングの進行具合が、外壁塗装をする上での目安とも言われています。
気に合った方は、ぜひご自宅の外壁を手でこすってみてくださいね!
黒板に書くチョークのように手につけば、そろそろ塗り替え時かな?という目安になります!
二階の瓦屋根の様子です。陶器瓦と呼ばれる種類の瓦が使用されています。
陶器瓦とは、表面を釉薬でコーティングした、水を吸いにくい瓦です。
屋根の頂上部である「棟」の部分です。
棟には漆喰が使用されていました。
漆喰は陶器瓦に比べると水を吸いやすいので、最初に経年劣化が目立ち始める部位です。
今回のケースでも、漆喰が水を吸ってカビやコケが生えてきて、黒ずみ始めているのが分かります。
このまま放置すると漆喰は剥離してきて、屋根の中への雨水の浸入を許すことになってしまいます。
瓦を一枚めくってみます。
中には葺き土が入っているので、「土葺き工法」と呼ばれる工法であることが分かります。
従来一般的だったこの土葺き工法は、屋根の全面に葺き土を乗せ、瓦を屋根になじませて施工していました。
現在新築で行われる工法では土を使わないので、屋根全体の重量が大幅に軽量化しています。
また、現在の工法では瓦一枚一枚を釘打ち固定するので、それに比べると「土葺き工法」は悪く言えば「屋根に土と瓦が乗っているだけ」の状態と言えます。
以上のことから、今回は葺き替えをご提案させていただきました!
いかがだったでしょうか?
お家の屋根外壁などの外装は、お家の中や日常生活を雨風や日光から守る大切な部分です。
過酷な環境下に常に晒され続けている外装は、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
気になった方は、この機会にぜひ業者さんへお問い合わせくださいね!
お電話、メールで受け付けております!
それでは今日はこのくらいで。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!