トップライト(天窓)交換工事「スモールサイズ工法」の工事方法
皆様こんにちは!
今回は、「スモールサイズ工法」について解説していきます。
「スモールサイズ工法」は、トップライト交換工事の時に行われる工事方法のひとつです。
前回初回した「フィックス・オーバーサイズ工法」では、既存のトップライトより大きなトップライトを、開口部に被せるような工法でした。
今回紹介する「スモールサイズ工法」は、既存のトップライトより小さなサイズのトップライトを取り付ける時に使われます。
二つの工法は、どんなトップライトを取り付けるかが、工法の名前になっているのですね。
それでは早速、工事の時の写真を紹介していきます!
スモールサイズ工法の工事
施工前の様子です。屋根材は瓦です。
まずは周辺の瓦を取り外していきます。トップライトの交換が終わったら、元通りに復旧します。
トップライトを撤去しました。開口部の周りのビニールのようなものは、建てられたときに使用された屋根用の防水シートです。
下地の調整を行います。今回は、元々のトップライトより小さなトップライトを施工するので、開口部を四辺とも延長します。
調整した下地にルーフィングと呼ばれる、現在新築などで使用される防水シートを貼り付けます。
新たなトップライトを施工します。
その後、漏水対策の板金や、エプロンと呼ばれる部材を取り付けます。エプロンとはトップライトの下側に施工されるもので、、瓦にトップライトを設置する際に使用する雨漏りを防ぐ部材です。
瓦を復旧し、工事が完了しました!
いかがだったでしょうか?
スモールサイズ工法は、既存のトップライトよりも小さいサイズのトップライトを施工する関係で、
開口部の調整というひと手間が必要になってきます。
その分、様々なメリットやデメリットが発生します。
次回は「スモールサイズ工法のメリットとデメリット」について解説していきますので、
そちらもぜひご覧ください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!