- 施工事例
- 名古屋市名東区にて屋根・外壁塗装工事を行いました【無機・フッ素塗料】
名古屋市名東区にて屋根・外壁塗装工事を行いました【無機・フッ素塗料】
名古屋市名東区にて屋根・外壁の塗装工事を行いました。
工事費用は170万円です。
外壁はフッ素塗料、屋根は無機塗料で仕上げています。
なぜ、外壁と屋根で塗料の仕様が違うのかと言うと、屋根塗料と外壁塗料の耐候年数にそれぞれ違いがあるからです。
基本的に、シリコン、フッ素、無機という順番で、塗料の耐候年数は上がっていきます。
しかし外壁と屋根では、塗料が晒される環境に意外と大きな差があります。
外壁はそれぞれの面で紫外線が当たる合計時間に差がありますが、屋根は基本的に日が上がっている時間は紫外線に晒され続けます。
また、雨水に関しても、外壁よりも屋根の方が降りかかる雨量が圧倒的に多いです。
なので例えば同じフッ素塗料でも、外壁に塗るのと屋根に塗るのとでは耐候年数に差が生じてしまうのです。
しかしもし外壁よりも先に屋根の塗膜の寿命が来てしまった場合、外壁はまだ塗らなくてもいいのに屋根を塗らなければならなくった!という事態になりかねません。
そうすると屋根塗装のためだけに足場を組む必要があり、その分足場代がかさんでしまいます。
このような背景もあり、外壁と屋根の塗料の耐候年数を合わせようとすると、外壁に比べて屋根の方がグレードの高い塗料を使用する必要があるのです。
施工前です。
シャッターボックスなどの付帯部に色あせが目立ちます。
完工後です。
同じ色での希望だったので大きくは変わりませんが、付帯部の色艶が蘇り、綺麗になったのがわかります。
屋根の施工前です。
カラーベストが完全に色あせてしまっています。
カラーベストは10年ほどの単位で定期的な塗装が必要と言われており、こまめなメンテナンスが必要な屋根材です。
完工後です。
無機塗料のスーパームキコートルーフで塗装を行いました。
完全に色つやが戻り、新築のような輝きを取り戻しました。
北面はコケの繁殖が激しく、カラーベストの傷みが激しい面です。
高圧洗浄でコケを除去し、塗装を行いました。
下地処理のおかげで、塗膜も長持ちします。
専用の高圧洗浄機を使用して洗浄していきます。
洗浄の様子です。コケが除去されていくのが分かります。
カラーベストに割れている箇所があったので補修しました。
下塗りです。
塗り進めていきます。
上塗り後です。
板金部分も下塗りを変えて塗装しました。
タスペーサーで縁切りを行いました。縁切りをしないと、スレートの隙間が塗膜で埋まり、水の抜け道がなくなって雨漏りの原因になってしまいます。
シーリングです。今回は窓廻りも可能な限り撤去しましたが、通常窓廻りは増し打ちで対応します。
プライマーを塗布します。
シーリング打設後です。
外壁の下塗りです。
外壁塗装は通常、下塗り、中塗り、上塗りの三回塗りで仕上げていきます。
破風と呼ばれる、屋根の四方を囲む板です。木製のものが使用されており、風化が目立ちます。
お客様のご要望で、破風鼻隠しは塗装ではなく板金を巻きました。木製破風板は塗装しても剥がれてくることが多いので、より長く美観を保つためにも板金施工がおすすめです。
雨樋の塗装です。
ベランダ防水も施工しました。写真は施工前の様子です。
防水層を目荒らしし、表面の塗装を剥がしました。
ガラス繊維と下塗りを塗りこみ、新しく塗装する防水層の強度を確保します。
防水層の塗装です。
完工です。