坪井利三郎商店外構設計室にて、お寺の鬼瓦を活用したインテリアスペースを設置しました。
皆様こんにちは。
今回は、坪井利三郎商店外構設計室にてお寺の屋根葺き替え工事で屋根から降ろした鬼瓦を活用したインテリアスペースを設置しました。
屋根葺き替え工事で降ろした瓦などは、基本的には廃材として処理されます。
しかしお寺の鬼瓦ともなればそのサイズは巨大で、ある種象徴的な意味もあり、そのまま捨ててしまうには惜しい代物でもあります。
そこで、鬼瓦をそのまま使用したインテリアスペースを玄関前に設置することで、お寺の象徴と歴史を後世に残すという意味でも、今回の工事が決まりました。
早速、工事工程の様子を紹介していきます。
鬼瓦を支える土台を作ります。基礎ブロックで作っていきます。
寝かせて寸法を取り、端部を加工しながら積み上げていきます。
基礎ブロックを積み終わりました。
屋根から降ろした鬼瓦です。
基礎ブロックに固定していきます。
固定が終わりました。お寺などの大きな鬼瓦はパーツごとに分かれています。
基礎ブロック部分の表面を仕上げます。
周辺を、同じく屋根から降ろした瓦で飾り付けます。
瓦の真ん中をくりぬきました。
くりぬいた瓦を重ねて照明を作りました。
完工です。
照明を設置しており、夜間はライトアップにより引き立てます。
いかがだったでしょうか?
お寺の歴史と象徴としての存在感は、屋根から降ろしても健在です。
それをそのまま捨てるでのではなく、インテリアとして活用することで歴史を活かすことができました。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。