名古屋市守山区にて屋根カバー工事を行いました!
皆様こんにちは!
今回は、名古屋市守山区にて行った屋根カバー工事を紹介していきます。
今回は、元々葺かれていたスレート屋根の上に、アイジー工業さんの「スーパーガルテクト」と呼ばれる横葺き板金屋根を葺いていきます。
ガルテクトは横葺き板金屋根と呼ばれる種類の屋根材です。
文字通り、素材は板金で、横長の形状をしています。
ガルテクトの特徴は裏に仕込まれている断熱材です。
この断熱材が、屋根裏の温度上昇を抑えてくれるので、特にお家の二階が暑いと感じるお客様には、効果が実感できるかもしれません。
また他にも、断熱材の他の効果として、屋根に落ちる雨音を抑えてくれるという効果が期待できます。
板金屋根は金属なので、落ちてきた雨音が非常に大きくなり、気になりがちです。
しかし裏側の柔らかい断熱材が音を吸収し、比較的大きな音を立てずに雨を受け止めるというものです。
それでは、施工の様子を紹介していきます!
施工前の様子です。スレートと、棟に取り付けられた棟板金が色あせてしまっています。
最初に、軒先に板金を取り付けます。軒先板金や、唐草板金と呼ばれます。
軒先の施工が終わったら、ルーフィングと呼ばれる屋根用防水シートを貼り付けていきます。
防水シート施工後、谷部に谷板を施工します。谷とは屋根面がぶつかって谷折りにくぼむ部位、谷板とは、谷に施工する専用の板金で、谷へ流れ込む雨水を受ける働きをします。
谷で受けた雨水を軒先まで流し切るよう施工します。谷は雨漏り対策上とても重要な部位であり、丁寧かつ正しい施工が求められます。
ガルテクト本体を施工していきます。
屋根からの落雪事故を防ぐために設置する雪止め金具です。
本体の施工が終わると、最後に棟部の施工を行います。棟とは、屋根面同士がぶつかり合って山折りに隆起している部位のことです。
棟板金を取り付けるために人工樹脂製の下地をビス留めしていきます。
樹脂製下地に対して板金を施工していきます。
完工になります。
いかがだったでしょうか?
スレート屋根は10年ごとに塗り替えを行い、30年目にはカバー工事もしくは葺き替えが推奨されている屋根材です。
また、劣化状態によっては塗装しても塗膜がすぐに剥がれてきてしまうケースもあります。
スレート屋根を撤去して新しい屋根を葺く葺き替えと、既存屋根の上から新たな屋根を葺くカバー工法では、撤去費用や廃材処分費が浮く分、カバー工法の方が値段を抑えやすいという特徴があります。
とはいえ、カバー工法、屋根葺き替え工事両方にメリットデメリットがありますので、気になる方は是非お問い合わせください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。