名古屋市瑞穂区にて、屋根葺き替え工事を行いました!(工事3)
明けましておめでとうございます!
本年も皆様に私たちのお仕事を知っていただく一助となれるよう、どんどんブログ更新していきますのでよろしくお願いします!
さて、今回は以前紹介した瑞穂区の葺き替え工事の続きを紹介していきます。
お客様に工事を大変ご好評いただき、葺き替えた一階屋根以外もご契約いただきました。
今回は、二階部分の瓦屋根の葺き替え工事を紹介していきます!
早速瓦の撤去作業からです。屋根面がぶつかる棟の瓦から、下へ向けて撤去を進めていきます。
屋根の平らな平部に入りました。撤去した瓦を一枚一枚屋根下へ手送りで送ります。
土葺きと呼ばれる工法なので、瓦の下には土、杉皮があります。現在は、杉皮の代わりにルーフィングという防水シートを使用しているので、この杉皮も撤去していきます。
屋根の四方には、破風(はふ)と鼻隠し(はなかくし)という立ち上がり(地面の水平から垂直方向に上がっている部分)があります。今回はモルタル製で、新しい瓦の施工に干渉してしまうので、削っておきます。
杉皮までの全ての撤去がおわりました!
土葺きの屋根を支える板(野地板)は、隙間の多いバラ板であるケースが多いのですが、今回は隙間の無い木板でしたね。
バラ板と比べると頑丈だったので、作業の進みも早かったです!
このまま、新し屋根の下地を作っていきます!
ルーフィングと呼ばれる防水シートです!瓦の裏へ浸入する雨水から、木製で水を吸いやすい野地板を守ります。
ルーフィングの貼り付けが終わりました。ルーフィングはハンマータッカーという工具で止めつけます。ホッチキスの芯のようなものです。
瓦を引っ掛けるための瓦棒を、ルーフィングの上から固定していきます。
現在主流の「引っ掛け瓦桟葺き」工法で必要な工程です。
人工樹脂製のものを使用しており、雨水を吸いにくく、経年劣化に強い部材です!
いかがだったでしょうか?
今回は屋根の四方を囲う破風、鼻隠しのカットがポイントでした。
破風と鼻隠しはお住まいによって千差万別で、木材、モルタル、金属、新しいものだと窯業系のものもあります。
ここの高さが合わないと、そもそも瓦(瓦以外の板金やスレートも同じです)を正しく施工できません。
なので、今回のようにカットしたりする必要があるケースもあります。
今回の物件の以前の工事を下記に紹介しますので、ぜひご覧ください!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!