愛知県 豊明市にて、屋根葺き替え工事を行いました。(現場調査)
皆様こんにちは!
今回は豊明市にて、屋根の葺き替え工事を行いました。
今回紹介するのは現場調査といって、お客様からのお問い合わせがあり、
屋根にどんな症状が見られ、どんな工事を行うべきかを調査しに行った時の様子です。
それでは早速写真をご覧ください!
こちらは屋根の全景の写真です。
ところどころにオレンジ色の箇所が見られます。
オレンジの箇所は全て、瓦が欠けている部分です。
瓦の欠けにより、瓦の内部の色がむき出しになっている状態です。
こちらはアップの写真です。
見た通り瓦が欠けてしまっています…。
このように表面が剥離するような割れ方を「凍害」と呼びます。
瓦の内部に入った水が、冬などの寒い時期に氷になり、膨張すると、
写真のような欠け方が起こります。
こちらは、瓦を二枚ほどめくった時の写真です。
中にはたくさんの葺き土(ふきつち)が入っています。
こちらの屋根は昔採用されていた「土葺き工法(どぶきこうほう)」で施工されているので、
屋根の前面にこのようにびっしりと土が入っています。
土葺き工法は土と瓦の両方の重さで屋根がとても重く、耐震性の面で危険であることから、
現在では採用されていない工法になります。
皆様のお住まいでも、30年ほど前に建てられた住宅で瓦屋根なら、この土葺き工法で屋根を施工しているかもしれません。
今回は瓦の経年劣化が著しく、屋根の葺き替え工事を行うことになりました。
次回からはいよいよ工事の内容を紹介していきますので、
そちらもぜひご覧ください!