- 施工事例
- 【名古屋市】中区 葺替え工事(ガイドライン工法)の施工事例
【名古屋市】中区 葺替え工事(ガイドライン工法)の施工事例
今回は耐震工事をしていく上で、屋根を軽くする必要があることから、いただいた依頼となっています。
さらに雨漏りもしていたので、こちらも解決して行きます。
お問い合わせでは、屋根の一部補修が可能なのか等の質問を頂きますが、一部補修をさせていただきながらの施工となっていますので、どのような補修を行なっているかも含めてご確認ください。
施工地域:名古屋市中区
工事内容:瓦の葺き替え工事(ガイドライン工法)+屋根の一部補修工事
施工期間:3週間
施工金額:¥3,500,000
目次 【表示】 【非表示】
解体工事(葺き土降ろし)
はじめに解体作業を行います。今回は瓦を捲ってみると、「土葺き工法」で施工された屋根だとわかります。こちらの「葺き土」も撤去していきます。
葺き土を撤去すると、「杉皮」が見えてきます。こちらの「杉皮」も劣化してしまい、湾曲しているのが見ていただけるかと思います。そのため、こちらも撤去してしまいます。
「杉皮」まで撤去すると、「野地板」のみの状態になります。ここで解体作業は完了です。
屋根の補修工事
中央の「ケラバ(袖)」の部分を見ていただくと、近くの「野地板」に角度がついていることがわかります。
今回使う瓦が利用できるように、この角度を無くして行きます。
今回使う瓦が利用できるように、この角度を無くして行きます。
さらに、こちらには「野地板」も以前よりも密度濃く施工しました。
元々の「母屋」部分から、傷んだ部分を新しく交換していきます。
屋根の下地づくり
屋根の下地を作る前に、解体時に出た木屑や埃などが、屋根裏に溜まってしまいますので、こちらを清掃してから作業開始です。
「野地板」を施工していきます。解体時に見ていただいた「野地板」がどれだけ湾曲していたか、違いを感じていただけます。
次に「防水紙(ルーフィング)」を施工します。こちらは雨漏りなどを防止するために施工します。
さらに、良く見ると黒い線のような木材が見えますが、こちらを「桟木(さんぎ)」といいます。このラインに合わせながら、瓦を固定していくことが、今回の「ガイドライン工法」となります。
ここで、屋根下地は完成です。
さらに、良く見ると黒い線のような木材が見えますが、こちらを「桟木(さんぎ)」といいます。このラインに合わせながら、瓦を固定していくことが、今回の「ガイドライン工法」となります。
ここで、屋根下地は完成です。
ガイドライン工法
最後に瓦の「荷上げ」を行い、瓦を施工して行きます。見ていただくと、先ほどご説明した「桟木」の上に瓦を並べ、ステンレスの釘で1枚ずつ止めて行きます。
先ほど同様、棟部分まで瓦を施工して行きます。
本来は「南蛮漆喰」を施工しますが、可能な限り、屋根の重さを軽くするために「フリーエアロール」を利用しました。
本来は「南蛮漆喰」を施工しますが、可能な限り、屋根の重さを軽くするために「フリーエアロール」を利用しました。
最後に棟部分を施工して、完了です。
棟部分についても、本来「のし瓦」を施工しますが、こちらも屋根の重さを軽くするため、このように施工しました。
棟部分についても、本来「のし瓦」を施工しますが、こちらも屋根の重さを軽くするため、このように施工しました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は屋根の一部修理と「ガイドライン工法」についてのご紹介でした。
葺替えといっても、「土葺き」「空葺き」そして今回の「ガイドライン工法」の3つのパターンがあります。ここ最近多く、わたしたちを悩ませた地震ですが、「ガイドライン工法」では、震度7まで耐えることが可能となっています。是非、自然災害に強い葺替え工事をご希望の方は、ご検討ください。
今回は屋根の一部修理と「ガイドライン工法」についてのご紹介でした。
葺替えといっても、「土葺き」「空葺き」そして今回の「ガイドライン工法」の3つのパターンがあります。ここ最近多く、わたしたちを悩ませた地震ですが、「ガイドライン工法」では、震度7まで耐えることが可能となっています。是非、自然災害に強い葺替え工事をご希望の方は、ご検討ください。