瓦屋根は地震に弱い?長久手市での地震対策はプロに相談しましょう
瓦屋根とは
瓦屋根とは屋根材に瓦を使用している屋根のことをいい、日本家屋に多く見られます。長久手市でも多く見られる屋根材のひとつです。
瓦屋根は耐久性に優れた寿命の長い屋根材です。また万が一、瓦が1枚割れたとしてもその瓦のみ取り換えればいいため、部分的な葺き替えが可能な屋根材ともいえます。
耐久性が高い瓦屋根ですが、定期点検と瓦屋根を支える下地のメンテナンスは必要です。下地が劣化している場合、下地を補修する必要があります。
瓦屋根は地震に弱い?
地震や台風で瓦が飛んだり落ちたりしている様子をニュースで見たことある方もいるのではないでしょうか。だからといって「瓦屋根だから地震に弱い」というのは間違いです。
現在では「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」(瓦ガイドライン工法)で定められた工法で瓦の留め付けが行われていますが、20年以上経過しているの瓦屋根ではその基準を満たせていない可能性が高く、自然災害時に瓦の落下が見られます。
「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」(瓦ガイドライン工法)の基準を満たせていれば、瓦が飛んだり落ちたりする心配はありません。
つまり同じ瓦屋根でも設計や工法によって大きく異なるため、瓦屋根だから地震に弱いということにはなりません。
瓦ガイドライン工法の見分け方
ご自宅の瓦屋根が「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」(瓦ガイドライン工法)の基準を満たしているかどうか簡単に見分ける方法があります。
それは屋根の頂点部分に緊結線(銅線等)が見えるかどうか。写真のように緊結線がある場合、旧工法の可能性が高いといえます。
緊結線が見えて地震対策をしたい場合は、一度自宅を建てた工務店や屋根業者に屋根点検をしてもらうことをおすすめします。長久手市での地震対策はぜひ私たち坪井利三郎商店にご相談ください。
すぐに地震対策を行う必要はないかもしれませんが、現状のリスクだけでも知っておくことができます。
地震対策に瓦屋根を変えるのは間違い
瓦は他の屋根材に比べ重量のある屋根材です。ですが、上記でも紹介した通り「瓦=重い+地震に弱い+台風に飛ばされる」というのは昔の話。
屋根を軽くすれば地震対策になるとも限らず、「屋根を軽くしたい=金属屋根」と安易に判断してもいけません。屋根の形状や地域によっても向き不向きがあります。
また、地震への対策は建物の骨組みや構造といった躯体の強さに直結しており、屋根材の重量と躯体のバランスが重要です。プロと相談しながら正しい知識を持って判断しましょう。
まとめ
私たち坪井利三郎商店は屋根外壁診断のご相談をいただいたら、屋根ひとすじに100年以上に渡り携わってきた経験とプロの技で、あなたのお住いの屋根・外壁を詳細に点検・診断いたします。
あわせて今後の住まい方についてもヒアリングさせていただきながら、住まいにあわせた最適なメンテナンスのご提案を無料で実施させていただきます。お気軽にお問い合わせください。